抜質　BAD CITY　センターぺーじ

　暇だから、昔作ろうと考えていた『げばると処女』に出てくる「テュクラ符」をでっちあげてみました。
　いやーこういうのは『指輪物語』の時代から何人もが挑戦するお遊びですが、もちろん言語学者がやれば厳密なものがつくれるでしょうが、
　どうせ誰もこんなもので書いたりしないのだから、作ることにのみ意義が有る！
　むしろ自作文字で歴史文書まで書いてしまう偽書作家さん達の努力に敬意を表するものであります。

　というわけでテュクラ符ですが、これはタコ女王初代ッタ・コップがそれ以前に洞窟壁画として描かれていた「ネズミ文字」を簡略化して文字として使用した、という経緯があるわけです。
　これが創始歴２０００年頃。弥生ちゃんが十二神方台系に来たのが創始歴５０００年頃。
　３０００年も間が開くのだから、変化しないワケがない。

　そして現代が創始歴６２００年。『抜質』こと『罰市偵』シリーズの舞台で用いられるテュクラ符はさらに違う、ということです。
　特に『罰市偵』ではコンピュータまで出てきますし、輪転機回して新聞が発行される世界ですから、もちろん活字としてのテュクラ符が大活躍なのです。
　活字書体そして映像スクリーン上のフォントとしてのテュクラ符を考えた場合、そりゃ昔とは違うだろう。と考えるわけです。

　　　　ところで長々と書いてきたけれど「十二神方台系」は略して「方台」は、本文中では自分達の国だから略して「方台」でいいんだけど
　　　　客観的他と比較して書く時うっとうしい。シンドラやゥアムがそれぞれの語で言う「大地」「方台」であるのだから
　　　　つまりは「方台」の方台語読み、が必要なんだね。

　　　　テキトウに名前をつけよう。……『タンガラム』　　語感で分かるだろうが「タングラム」が元だ。正方形のパズルのことだから、OKOK。
　　　　「十二神」「方台系」でﾄﾞｩｫディ・タンガラム。
　　　　ついでに十二神方台系がある惑星名を付けます。これは方台の人間が自ら天空に浮かぶ球体であることを確認した後に学術的に付けた名前
　　　「ファイブリオン」です。原義は「天空に浮かび正義の在処を示す高位の精霊」　オーロラのことです。

　５０００年頃のテュクラ符　　　　　　６２００年頃の近代テュクラ符　　　　旧テュクラ符の数記法

　ついでに６２００年頃の貨幣事情　　　　　６２００年頃の刑事探偵　　　　巡邏軍とは　　　方台治安維持機構における女性登用

　６２００年頃の世界図　　　　　　　四方台無尾ネコ図

　四方台軍事力　　　　　四方台軍事力その２　　　　方台の燃料動力事情　　　　方台交通事情

　６２００年頃のテレビ番組「咽る赤方台」　　　　六二二四年新番組「ご近所救世主ヤヤチャさん」　　　　方台テレビ事情

　十二神方台系の現代歩兵装備　　　現代歩兵装備その２　　タンガラムの戦車

　十二神方台系の度量衡１　　十二神方台系の度量衡２

6200年頃の十二神方台系タンガラムの地図　　

タンガラム・タロットカード　　キャラクタ試案クワンパさんとネイミィさん　+　ポラヴァーラ＆シャヤユート他

6200年頃のタンガラム各県分け図　　　タンガラムの銃砲弾　　　　「トトリーちゃんと黒ピッ太とえいゆうたんてい」挿絵

シュユパンとは何ぞや　　タンガラム将棋「SHO-GHI」

民衆協和タンガラム国旗　　マキアリイはサユールの森にて斯く戦った　　「ヱメコフ・マキアリイを讃える歌」TAKE2

くっちゃりぼろけっと出張「悪の黒幕組織「ネガラニカ」について」　　くっちゃりぼろけっと出張「タンガラム政界のお話」旧

軍旗の紋章について　　設定マシマシ小説『外伝「ソグヴィタル・ヒィキタイタンのお正月」』　　おおむね２千年前のゥアム帝国ゥアム神族図

くっちゃり出張「ユミネイト・トゥガ＝レイ＝セトのキャラクタ設定」　　「大審判戦争時金雷蜒神族巨蟲騎兵褐甲角神兵黒甲枝争闘神戦之図」

捜査官の身分関係　　シンドラ革命　　くっちゃり出張「「ハリウッド殺人事件」構築　完全版」

ゥアム帝国全図　　ゥアム帝国全図解説　　シンドラ連合王国全図　シンドラ全図解説　　シンドラ連合王国太守とその勢力分布

無産主義およびタンガラム民衆協和国「政体」について　　くっちゃり出張「タンガラム近代政治史および現在の政党」改

映画『ヱメコフ・マキアリイ対ジグラ』　ルルント・タンガラム特別市地図　ルルント・タンガラム特別市詳細地図

そもそも闇御殿とは何か　

全体の構想

【第一巻】「英雄探偵登場」　：英雄探偵マキアリイとカニ巫女クワンパのキャラクターを浮き彫りにする導入部

【第二巻】「戦う日常」　：ノゲ・ベイスラ市内にて英雄探偵マキアリイの活躍と人間関係の詳細を構築する　とりあえず推理小説ぽい事件を描く

　　　「怠惰な探偵」としてヱメコフ・マキアリイの性格固定。木乃伊男設定
　　　ちょっと無敵にし過ぎてしまったが、制限が多いからよしとする

【第三巻】「世界が彼を待っている」　：ノゲ・ベイスラ市の外に出てタンガラム全国での活躍を描写する　事件のスケールも全国規模に拡大する

　　　三巻目にしてようやくヱメコフ・マキアリイ本気を出す
　　　「闇御前」バハンモン・ジゥタロウがなし崩し的に全編通しての黒幕となってしまった。既にとっ捕まっている闇の支配者、は新しいと思う
　　　さらに深い悪の黒幕として「ネガラニカ」泥縄で設定

　　　よんどころない事情により、「潜水艦事件」で撃沈された砲艦「ィト・ハヰム」は中型→大型に区分が変わった。（19/01/10）　まあ大型主力艦でないと国民びっくりしないわな。

【第四巻】「総天然色二本立て」　：前半は前のカニ巫女シャヤユートの活躍を描く事件　後半は潜水艦事件の英雄ヒィキタイタンとマキアリイを描き次の巻での事前知識を提示する

　　　第三巻が思いがけず長大になったので、後半３話こちらに移転。この５話は全部が映画関連
　　　第１７話副題として『マキアリイ狸御殿に行く』
　　　第五巻への導入部を追加した。なぜかみかん男爵コーナーできた

【第五巻】「その女、ヒロイン」　：「潜水艦事件」のヒロインがゥアム帝国から帰国　彼女を軸として猟奇事件が多発する　タンガラムの未来にとって重要な技術が危機に曝される

　　　この巻は全編ゥアム帝国関連　シャヤユートの外伝はゥアム帝国が関連するから挿入される事となった
　　　今回ユミネイトが主役なのだが、思ってたキャラとなんか違う。もっとプリンセスぽい優雅な人のはずだったのに
　　　まったく構想に無かった「バイジャン君バシャラタン行き」が発生してしまった

　　※第５巻はあまりにも長大になったので前後編に分けました（201004
　　※「不確定性の猫」でジュータンバ市に行くが、よく地図を見たら「アグ・アヴァ市」ではなかったかと……。置換しました！（201111→210120　

【第六巻】「英雄と皇帝」　：前巻の事件を下敷きとして、夏の国会議員選挙を舞台として大混乱の中状況がめまぐるしく変わっていく　　政治的大陰謀

　　ポリティカル・サスペンスとして本格的な小説になります。
　　特にタンガラム民衆協和国独特の政治体制を普通選挙を通して民衆目線に近い視点で描きます。
　　軍部がかなり密接に政治制度に関与するのがタンガラム政治の特色ですが、これが今回のテーマとなります。
　　なおこの世界では普通選挙なんてやってるのはタンガラムしか無いので、これが最先端最高のものです。

【第七巻】「絶体絶命隔絶途絶」　：マキアリイがタンガラム最凶の暗殺者に狙われる　英雄探偵死す　クワンパ伝説の始まり　能力バトルの予定

【第八巻】「彼女は今も歩いていく」（最終巻）　：おしまい

　　　ひょっとすると、外伝「ソグヴィタル・ヒィキタイタンの結婚」が入るかもしれない

*****【近代化改修前　旧版】*****

『罰市偵　～英雄探偵とカニ巫女』

【第１巻】「英雄探偵登場！」　160609了

　　150918第１回「英雄探偵登場！」5　　

　　151103第２回「英雄探偵の日常」8　　　　　151130+151216第３回「彼を巡る人々」その１（6　　その２（9　　　　　　

　　160129+160319第４回「カニ巫女クワンパ」　その１(6　その２（9

　　160525+160609第５回「最初の戦い」その１(8　その２（10

　　151015第６回「クワンパ家探し」7　　　　　　　　160506第７回「魔術の残映」10

【第２巻】「戦う日常」　170615了