3DCG PICTUREs

2015/06/06

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【今日のCG】やっと更新かよ

カニ星人おじいさん

カニ星人おじいさん 15/06/05

 「ゲキロボ☆彡」に出てくるカニ星人のおじいさんです。カニ星人というのは地球から見たカニ星雲を拠点の一つとするから便宜上そう呼ぶ、地球限定のあだ名です。
 彼らはかなり特殊な宇宙人で、機械の身体に亜空間で構成される論理回路を内蔵し、カニ星人文明の全記録がそこに完全に収められています。

 進化の過程を論ずれば、電脳技術が極端に発達して全人類が仮想化して肉体を消失。仮想社会内部で集合知性として発展を遂げるも極限状態に到達して進歩停滞。
 だがコンピュータ技術が進展して宇宙人個体サイズのロボットに全仮想社会を収容する演算能力の獲得に成功。
 ロボット一個ずつに社会をまるごとストアして活動していたら、いつの間にか個性が発生して多様性の再獲得に成功。社会と科学技術の進歩が再開した。
 というものになります。
 だからおじいさんが耄碌してへろへろしていても許される社会となったのです。進歩的ですねえ。

 ウクレレが欲しかったけどCARRARAおまけのオブジェクトはバイオリンだったから、ちょっと手直ししてそのまま。ちなみに真空中だから音は出ませんがエレキですから電波が出ます。
 宇宙で音が聞こえない、てのはこれは嘘。要するに人間の耳の近くで空気が振動すれば音は聞こえるのです。
 金属板が上手い具合に接近してると、電磁波を受けて勝手にラジオになるという現象は確かに存在するのです。電気なんか要らない、電波自体が電力を持ってるし。というかそれがヘルツの実験。
 だから宇宙船の外板の金属板が核兵器の強烈な電磁波を受けて轟音を発するとかはありなのです。
 赤外線で熱せられて、キッチンシンクに焼きそばのお湯を流したみたいにボコンと凹むのもあり。宇宙戦争は爆音出まくりです。

 まあ今回CARRARA8.5を買った最初に作ったモデルということになりますが、実はCARRARA6でモデリングしたのを持ってきた。というか、なんかモデリングしてるとちょっと変? 
 6と8.5のモデラーにまったく違いは無いからいいんですけどね。違いはUVマッピングとシーン構成場面でもモデリングできるようになった程度で。
 6にもバグが無いわけではないけど、危険動作を避ければド安定だから、まあしかたないですね。
 むしろ今回8.5を使うに当たって多重マッピングを行う実験してみた、ってもんです。というか、その為にわざわざ単純なカニ星人作ってみたわけですから。

 カニ星人の元ネタはドリームキャスト用ソフトの「スペースチャンネル5」のモロ星人。似てるようで似てない、ちょっと似てる。

カニ星人おじいさん

 

時空戦艦ブロクレブシュ 15/04/23 ← 11/05/17

 「ゲキロボ☆彡」に出てくる宇宙戦艦改め時空戦艦ブロクレブシュです。31世紀から34世紀まで同型艦を70隻ばかり作ったという設定ですね。
 宇宙戦艦と時空戦艦の違いは、ブロクレブシュにはゲキロボの核が搭載してあり中にゲキの血統の能力者が乗った場合タイムマシンとしても使える機能があるからです。
 劇中ではぼこぼこ撃沈してますが、そのゲキロボの核は撃沈の瞬間過去に脱出しますから、乗員はまったく安全に逃げられます。だからこそ特攻なんかしちゃうのです。
 ちなみにゲキの血統が乗っていない場合は未来に帰る機能が無い。機能停止して冬眠状態で帰るべき時が来るまで待つのみです。ま、普通はお迎えが来ますけど。

 あー見ての通りに至極単純な形をしています。実際ポリゴンも少ない。そもそも分割するほどの複雑さも無い。
 元々は2011年の扉絵更新に使用したモデルですが、今回CARRARA8.5を購入したので実験台に用いてます。
 まあなんといいますか、CARRARA6まではUVを設定するのにかなりの難儀をしていたわけですね。7からは改良されて楽になっていたんだな、と今更に気が付いた。
 だから実験用に単純なモデルを用いたと。

 で背景ですが、地形は私苦手なんですめんどくさい。だから下の森林様のいい加減なテクスチャはCARRARAプリセット「苔」です。テクスチャ解像度がめちゃ低いけど気にしない。
 本当はもっと凝りまくった地形テクスチャは作れるというか有るのですが、CARRARAの利点としてはこの値段にしては地形風景をこしらえるのが得意ってのがあるわけですが、
 気にしない。
 「苔」だけでは寂しいので遠くの山と湖を作りました。懐かしい!
 昔は、それこそCG黎明期は地形を作るのもたいへんだから、よくマンデルブロ集合やらジュリア集合やらを使って水辺を表現していたものです。
 今では普通に地図から地形を作るから廃れてしまった方法ですが、珍しいということは価値でもある。
 うん、今更であるからこそいいんでないかい。

 ブログレブシュは全長12キロ全幅8キロというほとんど島な大きさなのですが、このCGだとせいぜい500メートルくらいしかないな。
 未来戦艦だから本来パーティションラインなんか無いのですが、無いと巨大感がほんとうになくなるから一応載っけてみました。

時空戦艦ブロクレブシュ空を行く 夜空を行く

 

土管ロボ”ガスコーニュGascogne” & 廉価版”バヤールBayard” 13/02/01−14/08/21

 面白小説『ゲキロボ☆彡』に出てくるMOBILE AVATAR”ガスコーニュ”です。「モビルアバター」とは、まあ機動歩兵という程度のどーでもいい名称です。
 設定としては、全高3メートル 重量13トン、21世紀終わりから22世紀中頃まで使われた戦車に随伴する歩兵の代替となる装甲機動兵器。
 その自由な機動エンベロープを生かして様々な作戦で活躍したが損害も大きかった。てなものです。

 重量13トンといえばチハ車と同じくらい。22世紀初頭における陸戦兵器を比べてみると、ガスコーニュはWWUにおけるチハ程度の性能です。もっと凄い戦車はごろごろしてる。
 ただ地上をどこでも高速で浮上走行できて、その上水中でも移動可能。ジャンプすれば高度100メートルにまで到達するという万能さ。
 加えて13トンの軽量で輸送機で簡単にどこにでも持っていける便利さで、海兵隊的にどんどんと使われ、どんどんと撃破されていきました。まさに装甲騎兵。

 デザインライン的には帝国華撃団の霊子甲冑で、まさに土管に手足。搭乗者を十全に保護しようと装甲を厚くすると、どうしてもこんな形になります。
 『ゲキロボ☆彡』劇中では、陸上自衛隊の90式戦車の120ミリAPFSDSを食らって、一時動作不良に陥ったけれど貫通はされず、すぐまた復帰するという無敵装甲を発揮しています。
 が、まあ、チハ車を明治維新の頃のアームストロング砲で撃ってみる的な話ですから驚くには当たらない。なんせ百年の格差がありますから。

 ”バヤール”は”ガスコーニュ”の廉価版です。外見上の違いは頭部のレーザー光線対空砲が付いていない、背中のミサイルポッドが安物ぽい箱型になった、程度です。
 しかしガスコーニュは1980〜90年代の技術で作られているほとんど実験兵器であるのに対し、バヤールは2000年代の電子機器を搭載しており、未来技術の利用法がかなりこなれています。
 兵器としての信頼性はバヤールの方が上。
 運用上も秘密兵器で秘密部隊で隠密に使われるガスコーニュよりも、或る程度大量に供給されて各国で運用研究がされるバヤールの方が便利になる予定です。
 そこら辺はもう『ゲキロボ☆彡』が終わっちゃいますから描きませんけどね。

モビルアバター”ガスコーニュ”IN小浦小学校
モビルアバター”ガスコーニュ”IN小浦小学校WITH海兵隊
”ガスコーニュ”3面図 /特別図解
廉価版”バヤール”でござーる

 

”結構無敵GAMBIT” 09/02/07

突発的に発生した『チェス・ゲーム』企画。これに使われる機動筒兵”GAMBIT”頭頂高340センチ程度のボトムズAT級戦闘マシン。実体はただの筒なのです。
まあこのたぐいのメカデザインは可愛いのがデフォルトだから、ガンダムとはラインが違う。
ちなみにこの中に4日ほど缶詰で戦うのです。これはきつい。

GAMBIT”錫”
GAMBIT”錫”コクピット展開
GAMBIT”錫””亜鉛””鉛”3機勢揃い
GAMBIT機体装備解説14/10/07
GAMBIT_ごっちゃり
このように敵味方ごっちゃまぜで闘います
新機体「水銀」14/10/27

 

打通山ちはとキツネ女、他07/12/09

久々にモモ展に出品してみました。といってもモデリングしたまんまでこれからリファインするのだけれど、とりあえずレンダリングの設定を色々と詰めてみました。
ちなみに並んでいるキャラは、先頭から「打通山ちは」「狐女」この二つが今回作ったもの、「鳩保芳子さるぼろいどバージョン(キャストオフ可能)」「くらら」「ゲキロボ」、
手前が「統則ロボット ベイベータコロク」、後ろが「カベチョロンシリーズ 明美帝国観光宇宙船サンショロン」、となります。
どれも本来はモモ展に出すつもりで作ったものの、その後放置されていたのだから、今回はこれでよいのです。 !うおっといけねえ。キツネ女は一応裸だった。残念ながらこれは旧でぽの方のみの掲載となります

 

ネコ娘 07/04/18

 長らく3DCGページのトップを飾っていた猫ちゃん、ご苦労様でした。

 

ゲキ

電幻カベチョロン
サンショロンとクララ
少女クララ15才

なんだかよく分からない内に出来た、「カベチョロン」シリーズ。
冥王星に勝手に移住した明美帝国が、或る日突然、地球連合に反旗を翻して襲って来るわけですね。くわしくは「ましなりぃ」バックナンバーでどうぞ。
で、カベチョロンをベースにした宇宙機が多数の種類造られるのです。貧乏だから、専用ロケットを一々設計出来ない。魔改造でやっちゃうのです。まるで旧日本軍だ。
カベチョロンは早い話が宇宙トラックで、武装は無いも同然。一応地球から冥王星までを一ヶ月以内に往復出来る能力がある。
キンギョロンは武装強化型カベチョロンで、単体で見た場合相当に強力ではあるのですが、なんせ敵の地球連合はガンダムを持ってるからもって瞑すべしというとこですなあ。ガンダムは卑怯な機械です。ガンダムがあればなんでも出来る。
で、ガマドロンはカベチョロンベースから惑星間航行用エンジンを降ろして小惑星上で採掘やら建設やらが出来るようにした機械。冥王星は今や、惑星から小惑星に格下げされちゃいそうな貧弱な天体ですから、ガマドロンは最適な開発機械なのです。しかしながら、そんなべんりなものが有るのなら、そのまま住んじゃえばいいじゃないか、という事で、明美帝国の町はガマドロン改装の小店舗やら家やらが多数集まって出来ているのです。飲み屋も風呂屋もあるぞ。またガマドロンの居住区を搭載した旅客専用サンショロンというものもある。これで、「YAT安心宇宙旅行」の真似が出来るわけですね。
とは言うものの、後で出来た絵の方が当然色々と改良されてCGとしての構造が良くなっているので、サンショロンをカベチョロンとしてもいいかなあと思ったりもする。やっぱ3DCGは動かしてなんぼだから、出来のいいものが良いですよ。

 

青晶蜥神救世主蒲生弥生ちゃんとカベチョロ

弥生ちゃんと頭のトカゲ神の化身のカベチョロ”ウォールストーカー”です。顔は作ったけれど、身体は最適化が進んでいないのでこれだけ。CARRARA5が来たからこれも弄り直すか。

 

三十七粍機動歩兵砲(061105CARRARA5で修正再レンダリング、37ミリに見えるように小型化修正)
2045年式米軍装甲機動倍力服(中身弥生ちゃんだから、身長150cmバージョン。ネコ耳センサー装備)
2045年式米軍装甲機動倍力服、顔面装甲。素材は強化防弾プラスチックで、わざわざ顔が見えるようにしている。

2005年春のMOMO展に出品した「三十七粍機動歩兵砲」のバリエーションです。
といっても、出展後に相当ディテールアップしてるし、はっきり言って出展作にはテクスチャすら張ってなかったのですから、まあこっちの方がいいのは当たり前。現在もなお作業中でして、ここで展示しているものもどうせすぐに再度レンダリングし直したものに取り替えるでしょう。
なおパワードスーツの方は、中身は弥生ちゃんが入ってるのですが、関節の構造をちゃんと考えているから今度MOVIEにしてみましょう。
完全CARRARA3での作業。しかしカラーラ4日本語版はいつ出るのでしょうか。いや、出ないのならむしろ5まで引っ張ってくれればその方がいい。4のバージョンアップはあまり魅力的とも言えないから。まあ、動きを付け易くなってるのは動画作りにはべんりなんだろうけれど、カラーラ5はたぶん、たぶんだよ、DAZ STUDIOを取り込んで人体モデラーが内蔵されるだろうから、かなーりなものになると思います。ディスプレイスメントマップ、ノーマルマップのプラグインも標準装備になるだろうし、ひょっとしたらヘアやらSSSとかマイクロポリゴンとかもなんらかの目処がつくかもしれない。うーん、4は要らないかなあ。

 

海底公主の来征
オクト08こと土器能登子さん(仮名)
タコハチスペック表いつのまにか「蜃龍」といういかにも日本の軍隊の兵器っぽい愛称が付いてる
統則ロボット三種対比図

2004年夏のMOMO展に出品した「ご主人さまとわたし〜海底公主の来征〜」
見所はやっぱりタコハチのデザインですね。実用一点張りでありながら、面白いという矛盾する条件を
頭足類というコンセプトでみごとに実現したわけです。たぶんこれは、ほんとに作ってもちゃんと使える。
六角大王SUPER4で作ったタコハチがあったんですが、CARRARA3で全面的に作り直しました。
なんか、もう、六角でモデリングする必要無くなったみたい。

 

1)とりあえず実験 
2)綾波さんの顔を合成してみました
へたれ綾波(ボーンを仕込んでみました)

CARRARA3が発売になりましたー!というわけで新装備「のんふぉとれんだりんぐ」を使ってみましょう。
しかし! これは素では普通のトーンレンダリングは出来ないのです。というか、トーンレンダリングは2から標準装備。
ただしこれは、「おフランス風の漫画しか作れない!」という、欠点ではないけどちと困る仕様になってるのです。
幸いにして今回導入された「のんふぉとれんだりんぐ」は非常に綺麗なアウトラインを出力してくれますので、
従来のトーンレンダリング「トーン!」で階調を、「のんふぉと」でアウトラインを出力して、PSPで合成してみました。

 

「ご主人さまとわたし」アニタ1
ヘクトール・パスカル
シノアとヘルマイネ(アニタのおねえさん)
特別付録「ご主人さまとわたし」壁紙

2004年春のMOMO展に出品した「ご主人さまとわたし」。
これは、世界的に有名な「七色の脳細胞を持つ」名探偵ヘクトール・パスカル氏が
三人のメイドロボ(ヨーロッパ製で外装は鉄板)にサイボーグ化した身体を守らせて
怪しい日本企業「ピルマル理科工業」が差し向ける出来の良い、ぷにょぷにょした
柔らかいメイドロボの襲撃を退けて、みごと正義を実現する、
感動巨編になる予定の物語です。
六角大王SUPER4でモデリング。レンダリングはぎりぎりで間に合ったCARRARA3です。
ちなみに、アニタだけでなく3体全部のメイドロボを作っていた為にMOMO展冬は出品に失敗しました。

 

with SAME

2003年夏のMOMO展に出品した「どきどきサメLIFE」
CARRARA2で全て完全にモデリングしています。前回の反省から
髪の毛もちゃんとUVマップして奇麗に髪の毛っぽくしようとしたのですが
カラーラ2はUVがままらならかったので、もっとも単純なおかっぱ頭になってしまった。
お飾りで作った小さい鮫が、かなり可愛く出来たのでお気に入りでHP巻頭を飾ることになりました。

 

RELICS

2003年春のMOMO展に出品した「ピュセルPucelle」
実質、これが私が最初に完成にまでこぎつけた3DCG作品です。
一応は全て完全にCARRARA2でモデリングしたのですが、ボーンの導入でものすごく困難に直面して
結果、手・脚・首を分割して別々のオブジェクトとして独立したボーンシステムを組み込みました。
背景は、これまた結構苦労したわけですが、カラーラはカメラとオブジェクト全景のサイズが
非常に巨大なスケールのシーンだとあやしげな挙動に及ぶという発見をしました。

 

DANCING PIRUMARU-REREKO

CARRARA2が到着した記念に実験してみた「ぴるまるれれこ」
モデリングは六角大王3です。
ボーンを初めて使ったのですが、全身をぐにゃぐにゃのタコみたいに仕組んで
ようやくまともなポーズが可能になりました。

 

 

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